いちごみるくちょこ
学童保育……
知ってる。
亜美ちゃんが小学生のころいってたっていってたっけ…

「俺らはただの友達だよ。けどほんとずっと一緒だから家族みたいだよな。」


「確かにね―。
男女の友情なんてない!って言う子多いけど私達はほんと恋愛感情ないよね―!」


なんか…いいな。
そうゆうの。

「永愛ちゃん?…だっけ??
永愛ちゃんは男女の友情、ありだと思う?」

さっきからあまりしゃべらない女の子に聞かれた。

「いいと思います。
すごい羨ましいな。」


「永愛ちゃんは幼なじみとかいないの?」


「幼なじみは…何人かいます。男の子も女の子も。けどみんないろんなとこに飛び散っちゃいました。
アメリカとか…最近あってないけど一応大阪にも年下の幼なじみがいます。」


「へー!恋愛感情とかわいたりした?」


「一応…ね。」


「そっかそっか。」


何かを察してくれたのかその話題は流れた。


しばらくお話をしてもう15分ほどたっていた。
< 155 / 326 >

この作品をシェア

pagetop