いちごみるくちょこ
永愛の方をみてみると二人の客らしき男に肩をくまれたり足を触られたりしている…。
ここ学校だぞ……
「ちょっお客様!
やめてください!!」
「いーじゃん。
ここホステスだろ?
そうゆう場所じゃん!」
そういって永愛の頭をさわった。
「ほんとに…
やめてください!」
永愛の目に涙が浮かび始めた。
「やっぱわたし行ってくる!!!」
そういって宮野が痺れをきらし永愛のところへいこうとしたとき俺と目がバチッとあった。
「斎藤!!!
あんたちょうど良いところに!!!
あんたこれ着替えて永愛んとこいって!
は・や・く!!」
そういってスーツを俺に押し付けてきた。
これ、ここのウエイターがきてるやつだろ…
「ウエイターのフリしてあの男たちに注意してきて!!
あとあんたが勝手に永愛を助けたってことにしていてね。
そうすればうちのクラスになんも迷惑かからないから!!」
…ただのジコチューじゃねーか!!!
俺はその場で制服の上からスーツをきて永愛のところへ向かった。