いちごみるくちょこ
「わっ!風強い!」


自由時間。

わたしと斎藤龍はと言うと屋上にいた。

なぜ屋上かと言うとここしか静かになれる場所がなかったから!



結局自由時間を許されたわたしは制服に着替えようとしたけど亜美ちゃんに
「宣伝になるからそのままでいて」
と言われ恥ずかしながら斉藤龍と教室からでると

なぜかシャッターの嵐!!
一緒に写真とって!
とか
どこのモデルと勘違いしたのかサイン下さい!
とか…

おまけに斉藤龍もウエイター(ホスト?)の格好のままだったのでわたしと同じような目に………










どうにか抜け出してついたさきが屋上。


「最悪。」


そういって斉藤龍はスーツを脱ぎ捨て、壁にもたれて座り込んだ。


「斉藤龍はどうしてうちのクラスにいたの?」

わたしは斎藤龍の横に肩を並べて座り訪ねた。
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