いちごみるくちょこ
豹変、波乱な打ち上げ会
結局、
せっかくの柚学祭なのに舞台を見に行ったわけでもなくいろんなクラスを回ったわけでもなく屋上でなぜか寝て過ごした。
はぁ……
ホステスさえなければ…!
起きたらすぐ横に斎藤龍の顔があるし!
なんか最近疲れることばっかりだよ。
なんて思ってる間にもう夕方の五時。
客もひいてもうすぐ閉幕だ。
たぶん教室では稼いだお金の集計をやっている。
私たちは屋上から教室へ向かっている途中。
「なんで俺もついていかなきゃいけないわけ?」
よこで斎藤龍が不機嫌そうに言う。
「どうせ自分のクラスの手伝いいかないんでしょ?」
そうたずねると返事の代わりにため息を一度ついてわたしについてきてくれた。
教室について覗いてみると椎香ちゃんと亜美ちゃんが真剣にお金を数えていてクラスのみんなも真剣に見つめている。
そんな真剣にならなくても…
せっかくの柚学祭なのに舞台を見に行ったわけでもなくいろんなクラスを回ったわけでもなく屋上でなぜか寝て過ごした。
はぁ……
ホステスさえなければ…!
起きたらすぐ横に斎藤龍の顔があるし!
なんか最近疲れることばっかりだよ。
なんて思ってる間にもう夕方の五時。
客もひいてもうすぐ閉幕だ。
たぶん教室では稼いだお金の集計をやっている。
私たちは屋上から教室へ向かっている途中。
「なんで俺もついていかなきゃいけないわけ?」
よこで斎藤龍が不機嫌そうに言う。
「どうせ自分のクラスの手伝いいかないんでしょ?」
そうたずねると返事の代わりにため息を一度ついてわたしについてきてくれた。
教室について覗いてみると椎香ちゃんと亜美ちゃんが真剣にお金を数えていてクラスのみんなも真剣に見つめている。
そんな真剣にならなくても…