いちごみるくちょこ
「斎藤龍の用事もここだったなんて・・・
 最低。」

最後はもちろん小声。

「最低ってなんだよ。聞こえてんだよ!」

「え?聞こえてた!?」

「バカ。」

はぁ。。。もういいや。斎藤龍はもういろんな意味で怖い・・・

「ねえ。斎藤龍どっか悪いの?」

「まあ・・・お前もどっかわるいのかよ。」

「まあね・・・じゃあわたしそろそろ診察だからいくね。」

「ん。じゃあな。」















はあ。あせった!!
まさかここで斎藤龍に会うとは…

ここ結構大きな大学病院だし、よっぽどどっか悪いかお金持ちしかこれないよ?

て言うことはやっぱり斎藤龍どっか悪いんだ・・・

「山下さーん。次ですからこちらでお待ちください」

「はーい。」

「あら!永愛ちゃんじゃない!きっちり2週間に一回きてえらいわね!」

「あ!二葉さん!2週間ぶりですね~!」

二葉さん【フタバ】はここの看護婦さん!わたしは2週間に1度ここに通っている。

「あ、永愛ちゃんもう診察室入っていいわよ!」

「はーい!」




~診察室~

「おお、永愛ちゃんか!」

「安西先生こんにちは!」

安西先生はお父さんの知り合い。

お父さんもお医者さんだったんだ!
< 20 / 326 >

この作品をシェア

pagetop