いちごみるくちょこ
「わたしが全部悪かったんだね…
ごめんね斎藤龍…」

わたしは素直に斎藤龍に謝る。


「別に。
どうでもいいから」

なんて心が広いんだよ…

今日は斎藤龍が神様に見える…!


「あ、これお前の荷物な」

そういってわたしのカバンをわたしに手渡した。


「え?なんでわたしのカバンあるの?学校にあるんじゃ…?」


「とりにいってやったんだよ、感謝しろや」


そういってわたしの頭を軽く叩いた。


「ありがとー…
けど学校開いてたの?
まだ朝だし今日文化祭の代休だからー…
昼からはクラブとかで開くと思うけど。」


「…お前今何時だと思ってんだ?」


何時ってー…


「七時ぐらい?」


「12時半だバカ!」

12時半!?


「お前がグースカ寝てる間に俺がお前の荷物とりにいったんだよ!たった今!」


うそだ…
なんかわたしこんなのだっかだぁ…


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