いちごみるくちょこ
呑気に冷蔵庫のミネラルウォーターを飲む斎藤龍に呟いた。

「お前制服かなんかもってねーの?」


たしかにカバンの中に入ってるけど…


「昨日着たやつだし…」


「どこのお嬢様だよ。」


「違う!昔お母さんに衣食住だけはきちんとしなさいってゆわれたの!」


「へー。」


すごい無関心な斎藤龍。


「俺のでよかったら貸してやろうか?」


「え、斎藤龍のー…?
サイズ違うし…」


「じゃあなんだよ?
俺に女物の服を買ってこいってか?」


「そんなこと言ってないよ…
じゃあ斉藤龍のかして?」


「最初からそう言えっつの。」


服探しに行ってくるといって部屋を出ていった。



「いちいちつっかかってくるんだから!」


そういって自分のカバンの中をあさってケータイを取り出した。


何気なしにパカッとあける。


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