いちごみるくちょこ
思いっきりつっこまれたわたし。

だって!
好きな子にはふつうやさしくするでしょ?
斉藤龍は意地悪だし…?


「じゃあ…永愛はなんで斉藤が永愛のこと好きだって思ったりしたの?」


呆れ顔で聞く亜美ちゃん。


「なんか…
毎日一緒に帰ったりつねに一緒にいるし…
それって好かれてるからなのかなって思ったけど…」


「けど?」


「からかってるだけなんだよ!
だって斉藤龍だもん。」


「はぁ…」


だってそうでしょ!

初めて斉藤龍にあったときとか最悪だったし…


「ま…わたしは斉藤なんかどうでもいいけど…
あれだけ鈍感なのは…」

「なにいってるの?
亜美ちゃん。」


「独り言よ。

そういえば永愛。
クリスマスどうするか決まってるの?」


クリスマスかぁ…
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