いちごみるくちょこ
わたし斎藤龍を助けたかっただけなのに、自分もピンチじゃん・・・

斎藤龍の言うこと聞いとけばよかった・・・
わたしはなにも守れてない。斎藤龍も自分も。

「じゃあいこっか♪」

いやだ!!

「さわんな。」

え?さっきの声わたしじゃないよ?

「お前なんでいっつも俺がきたら絡まれてんだよ・・・」

斎藤龍・・・

「お~龍。俺達にお前の女ちょっとかしてくれよ。」

「さわんなっていってんだよ!!」

斎藤龍が思いっきりさけんだ。

「調子のんな!」

わたしの手をもってた人が斎藤龍に殴りかかった。

「正面からなら楽勝なんだよ!」

斎藤龍はそういい、おもいっきり殴った。

「うっ」

殴りかかったひとは倒れてしまった。

先輩達は

「おい!お前らやるぞ!」

みんな斎藤龍になぐりかかる。斎藤龍は次々と倒していく。

斎藤龍が前いってたけどやっぱグロいね・・・・

とうとう最後の1人になった。

「かかってこいよ。」

斎藤龍は余裕そうな顔をしている。

「オラぁ!」

そういい斎藤龍の右足をおもいっきりけった。

「ッッ!!」

斎藤龍はしゃがみこんだ。

「そうだよな!痛いよな。そこは昔俺が切ったんだからな!」

!!この人が・・・

「ほら、お前らおきろ。」

次々と先輩たちを起こしていく。

斎藤龍はしゃがみこんで痛そうにしている。

「行くぞ。」

そういってわたしの手をつかんできた。

「いやッッ!」
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