いちごみるくちょこ
~診察室~
「まあこれぐらいならシップはっとけば大丈夫だろ。」
「先生・・・そんないいかげんでいいの?」
「あ~大丈夫、大丈夫。」
やっぱ山口先生に見てもらったほうがよかったかも…
「あ!そういえば永愛ちゃん、心臓の方はいいのか?」
「あ~ぜんぜん大丈夫だよ?」
「ちゃんと体育とか見学してるのか?」
「うん。亜美ちゃんに見張られてるからね。」
「あ~あのしっかりしてる子か!何回か会ったことがあるな。」
「うん。まあ薬も毎日飲んでるし大丈夫だよ。」
「手術受けたらもう安心なんだから受けたら?」
二葉さんが口をはさんだ。
「そうだ。俺が手術してやれるし。
もしかしたらチョコしかたべられない理由分かるかもしれないぞ?」
「あ!いちごみるく味の飴が食べれるようになったんです!!」
「そうなの!?よかったじゃない!」
「うん!ありがとう、二葉さん!だからね?先生!注射の回数へらして!!」
「あ~それは無理。」
先生・・・返事早いよ・・・
「ま、とりあえず手術のこと考えとけ。」
「・・・」
「あと明日だろ?大輔とレナちゃんの命日・・・」
大輔とレナって言うのはお父さんとお母さんの名前。
「そうね・・・明日私達もお墓参り行くからね?普段忙しくって全然会いにいけなかったから。レナと大輔さんもきっとさびしがってるだろうしね。」
「ありがとうございます。二葉さん・・・」
「・・・・あんまり思いつめるなよ。永愛ちゃんは悪くない。」
「安西先生も・・・ありがとう。」
そう。明日は命日。
「じゃ、そろそろ帰れ。よかったら送るぞ?」
「大丈夫!さようなら!!」
「やっぱり永愛ちゃん、ひきづってるんじゃない?」
「ひきづってなかったらチョコ以外も食べれるはずだろ。」
「そうよね・・・けどレナが亡くなった当事はかわいそうで見てられなかったわよね・・・」
「そうだな・・・」
そんなこと話されてるなんてわたしは知るはずもなかった・・・
「まあこれぐらいならシップはっとけば大丈夫だろ。」
「先生・・・そんないいかげんでいいの?」
「あ~大丈夫、大丈夫。」
やっぱ山口先生に見てもらったほうがよかったかも…
「あ!そういえば永愛ちゃん、心臓の方はいいのか?」
「あ~ぜんぜん大丈夫だよ?」
「ちゃんと体育とか見学してるのか?」
「うん。亜美ちゃんに見張られてるからね。」
「あ~あのしっかりしてる子か!何回か会ったことがあるな。」
「うん。まあ薬も毎日飲んでるし大丈夫だよ。」
「手術受けたらもう安心なんだから受けたら?」
二葉さんが口をはさんだ。
「そうだ。俺が手術してやれるし。
もしかしたらチョコしかたべられない理由分かるかもしれないぞ?」
「あ!いちごみるく味の飴が食べれるようになったんです!!」
「そうなの!?よかったじゃない!」
「うん!ありがとう、二葉さん!だからね?先生!注射の回数へらして!!」
「あ~それは無理。」
先生・・・返事早いよ・・・
「ま、とりあえず手術のこと考えとけ。」
「・・・」
「あと明日だろ?大輔とレナちゃんの命日・・・」
大輔とレナって言うのはお父さんとお母さんの名前。
「そうね・・・明日私達もお墓参り行くからね?普段忙しくって全然会いにいけなかったから。レナと大輔さんもきっとさびしがってるだろうしね。」
「ありがとうございます。二葉さん・・・」
「・・・・あんまり思いつめるなよ。永愛ちゃんは悪くない。」
「安西先生も・・・ありがとう。」
そう。明日は命日。
「じゃ、そろそろ帰れ。よかったら送るぞ?」
「大丈夫!さようなら!!」
「やっぱり永愛ちゃん、ひきづってるんじゃない?」
「ひきづってなかったらチョコ以外も食べれるはずだろ。」
「そうよね・・・けどレナが亡くなった当事はかわいそうで見てられなかったわよね・・・」
「そうだな・・・」
そんなこと話されてるなんてわたしは知るはずもなかった・・・