いちごみるくちょこ
次の日。

あいにく天気は雨。
あの日と同じだ・・・。
神様がいるんなら神様はとっても意地悪な人だ・・・

わたしは朝早くから電車に乗っていた。
とにかく・・・お墓参りからかな。

雨・・・か。


いつのまにか、わたしは座席に座って寝ていた。





「永愛!じゃ~~ん!!いいでしょ!!」

「お母さん!それ期間限定品のチョコ!?いいなぁ!!!」

「いいでしょ~~!1個だけあげる!」

「ありがとう!」

お母さんとわたしは友達のような親子だった。

「お母さんは、なんでチョコ好きなの??」


「なんか幸せな気分になるじゃない?それにね?仕事で辛いことがあると、いつも大輔がチョコくれるの。これで元気だせって。だから、チョコはわたしの元気のもとかな?」

お母さんはとても幸せそうに言った。

「そっかぁ。わたしもチョコ食べてお父さんとお母さんのこと思い出して元気になるね。わたしもチョコを元気のもとにするね!」

「永愛はいい子よね・・・永遠に愛されると書いて永愛!名前のとおりに育ってくれた。ありがとう。」

「えへへ\\\\」















扉が開きますのでご注意ください・・・






夢・・・?

なつかしいな・・・

って降りなきゃ!!
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