いちごみるくちょこ
電車を降りて傘をさす。
今日はまずお墓参りに行って、おばさんの家に行って、海に行こう。
忙しいな・・・
お墓についた。
お父さんとお母さんのお墓には、たくさんのお供え物や花がおいてある。
全部ぬれちゃってる・・・
もったいないー!
そして隣には、おばあちゃんのお墓・・・
「お父さん、お母さん・・・久しぶり。なかなか来れなくてごめんね!」
行きがけに買った花を生ける。
「お母さん!今日ね?お母さんの夢見たんだ!」
お墓に話し掛けるわたし。
分かってる。分かってるんだ。バカなことしてるって。
話し掛けても返事がこないことだってしってる。
「それでね!わたし永遠に愛される子に育ってほしいってことでこの名前を付けたんでしょ?
・・・けどね・・・?」
あの日の記憶がよみがえる・・・
「わたしッ・・・誰にも愛されてないよぅッ・・・」
涙があふれてくる。
「ごめん・・・ごめん・・・わたしが!わたしが死ねばよかったのにっ!みんなに愛されるお父さんとお母さんじゃなくてっ・・・わたしが・・・」
さしていた傘をおとしてしまった・・・
「わたしみたいな必要ない人間なんてっ・・・死ねばよかった!!」
わたしはお墓に泣き崩れてしまった…。
今日はまずお墓参りに行って、おばさんの家に行って、海に行こう。
忙しいな・・・
お墓についた。
お父さんとお母さんのお墓には、たくさんのお供え物や花がおいてある。
全部ぬれちゃってる・・・
もったいないー!
そして隣には、おばあちゃんのお墓・・・
「お父さん、お母さん・・・久しぶり。なかなか来れなくてごめんね!」
行きがけに買った花を生ける。
「お母さん!今日ね?お母さんの夢見たんだ!」
お墓に話し掛けるわたし。
分かってる。分かってるんだ。バカなことしてるって。
話し掛けても返事がこないことだってしってる。
「それでね!わたし永遠に愛される子に育ってほしいってことでこの名前を付けたんでしょ?
・・・けどね・・・?」
あの日の記憶がよみがえる・・・
「わたしッ・・・誰にも愛されてないよぅッ・・・」
涙があふれてくる。
「ごめん・・・ごめん・・・わたしが!わたしが死ねばよかったのにっ!みんなに愛されるお父さんとお母さんじゃなくてっ・・・わたしが・・・」
さしていた傘をおとしてしまった・・・
「わたしみたいな必要ない人間なんてっ・・・死ねばよかった!!」
わたしはお墓に泣き崩れてしまった…。