いちごみるくちょこ
「園田くんとどう?」

「うん!順平とってもやさしくしてくれるんだ!」

「下の名前で呼んだりして~~のろけるな!」

「えへへ\\」

最初だけだった。

幸せそうだったのは・・・




あれから1ヶ月たった


「永愛!」

永愛は机に顔をふせていて返事がない。

「とーーあ?」

「あ・・・亜美ちゃん・・・どうしたの?」

ニコッと笑った永愛は無理してるようにみえた・・・

「そっ園田くんと・・・うまくいってる?」

「・・・うまくいってるよ?」

「そっか・・・本当?」

「本当だよ!」

そのときの永愛の目には涙がたまってるように見えた。

永愛の体にたくさんあるアザに気づいてたら・・・もしかして何か変わってたかもしれない。













「宮野さん!!」

知らない組の女の子に声をかけられた。

「何?」

「わたし保険委員なんだけど、山下さんが倒れたの!保健室いってあげて!」

「え!?分かった!」

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