いちごみるくちょこ
「そんなこと分かってるわよ!!けど、まだあの子は自分を責めてる。だからチョコしか食べれないの。だからお昼はいつも屋上でこそこそ食べて・・・こそこそする事なんてないのにっ!」

「あいつ・・・今どこにいんの?」

「聞いてどうするの。」

「迎えにいく。」

「斎藤に永愛が守れるの?」

「わからね。けど迎えにいく。きっと泣いてるから。」

「・・・わたしはアンタが大っキライだけど永愛にはアンタぐらいのがちょうどいいのかもね。ちょっと待ってて。メモに場所書くから。」




書いてもらったメモを持って俺は走り出した。

























< 54 / 326 >

この作品をシェア

pagetop