いちごみるくちょこ
「亜美ちゃん・・・」

「ヒックッ・・・絶対・・・死なせないんだからッッ・・・!」

「ごめんね。絶対こんなバカなことしないから・・・
 わたしね?1人で何もかも抱えこんでたの。けどもう1人で抱え込むのやめた!!だからこれからは・・・亜美ちゃんにもっともっと頼ってもいい?」

「あたり・・・前じゃないっ!!」

「ありがと・・・亜美ちゃんっ!」

「永愛~~!!たたいてごめんねぇ~~~!」

「うん。大丈夫♪」

「痛かったでしょ?ほんっとにごめん~~」

「分かったから泣かないで!ね?」

やっぱ亜美ちゃんはいい子だよ・・・

「はぁー。」

「溜息つくな!斎藤!!」

「え!?」

なんか態度ちがくない??

前までは斎藤君って呼んでたのに・・・よびすて?

「あ…みちゃん?態度ちがくない?前までは斎藤君って呼んでたよね?」

「こいつなんか斎藤で十分よ!!永愛は斎藤に無理やり付き合わされてたんでしょ!?聞いたわよ!!サイテ―じゃん!」

「前からずっとそういってたのに亜美ちゃん信じてくれなかったじゃん・・・」

「それはそれ!これはこれ!!」

「「意味わからん!」」

斎藤龍とハモッた・・・

「とりあえず永愛はわたしの物なんだから手ぇだしたら許さないわよ!斎藤!!」

「どうだろうな。」

斎藤龍はニヤッと笑った。

どうだろうな!?どういう意味だよそれ!!

「永愛!これからはわたしと!一緒に帰ろうね♪」

わたしを強調したよ…

「俺と帰るんだよ。バカ。」

「バカぁ!!??わたしに向かっていってるの!?わたし学年3位だよ!?」

「俺1位だけど?」

「はあ!?」

わたしと同じようなこと言ってるし・・・

「じゃ、帰るぞ永愛。」

「わたしと帰るのよ!」

「亜美ちゃん・・・今日亜美ちゃんバイトの日でしょ?」

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