晴の思い出


これは仕方ない。

この男達が悪いんだ。


正当防衛が認められる。



「どうしたの?怖くなった?」


急に立ち止まった私を

恐怖で震えてると勘違いしてニヤニヤ笑うチャラ男のみぞおちに一発入れる。


「オイ!どうした?」

仲間達が不思議そうな顔で振り返る。


そりゃそうだろう。

一瞬の出来事だったから。


「お前何した!」

痛い、腕掴まないでよ。

『知らない。』


「嘘つくな!」


うるさいなぁ、凄んだって怖くないよ。


もう我慢の限界

コンビニの袋を下に置き、傘を閉じる


『痛いから腕放して?』

一言で周りの空気が冷たくなってく

「女だからって調子にのるな!」


『………。』


無言で腕を掴んでる男の足に思い切り


傘を突き立てた


「………!」


男の足からは血が出てる


「…な、に、してるんだよ!」


他の男達が一斉に私に襲いかかろうとする


3人じゃ相手にならない





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