晴の思い出


会場に戻ったらマイクはすぐお父さんたちに話してて

みんな乗り気になってたから驚いた。



でも、こんなチャンスはめったにないし

記念にもなる。

お父さんたちの笑顔、久しぶりに見た。


『マイク…、良いよ。写真集。』

「出しても良いのかい?」

『うん。でも、ギャラはたっぷり貰うからね!』

「……わかった。」



返事をしたばかりなのに、マイクの秘書?さんにお父さんたちと佐藤さんと一緒に別室に連れて行かれた。


ギャラや写真集の内容を話して

契約書を書いた。


驚くくらいトントン拍子。


「希美!契約してくれてありがとう

すぐに編集して発売するから!」

ハイテンションのマイクが入って来て、それだけ言って戻って行った。





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