晴の思い出


6時に起きて準備をする。


ちょっと清楚系の服を着て

メイクはナチュラル

バックと靴はノーブランド


これでか弱い女の子の出来上がり。



8時


警察署に向かう。

案外近所にあるんだ。


入り口前に立ってる警官にお辞儀をして中に入る。


電話で"少年課"に来て欲しいと言われたので

近くにいた警官に場所を聞いてなんとかたどり着いた。


この前の警官、いや刑事さんについて会議室(?)に行った。


椅子に座って刑事さんの言葉を待つ


「君の言った通り、無理やり君を車に乗せようとした事を認めたよ」


『…そうですか。』


「だから君の正当防衛は認められる。」


そりゃそうだ。

認められない方がおかしい。


「一応念のため、あの日起こった事をもう一度話してくれるかな?」


『はい…』


その時ノックの音が聞こえて、爽やか好青年が入って来た。


(なんで?)


でも関係ない。


私はあの時と同じ事を話した。


爽やか好青年も同じ事を聞かれてたけど、

私と似た話しをして終わった。


無事に正当防衛が認められた訳だ。





.
< 20 / 137 >

この作品をシェア

pagetop