晴の思い出



『………?』


女は興奮しながら私と隣の男を見る。

男は完璧にテンパってる

…あぁ、彼女登場って訳ね。

彼女いるのに浮気かよ。

、、、えっ、私は浮気相手?

このブス以下?

ムカつく。

この2人、壊す。


どす黒い感情が私を包む。


『誰?この子?』

甘ったるい声を出して男の腕に絡み付く。


「あんたこそ誰よ!」


『別に関係ないでしょ?

これから2人でホテル行くの♪

ねっ?』


「…あ、あぁ。」


認めるのか。


「どうゆう事よ!私は彼女でしょ?」


『なんで?なんか怒ってる?』


「普通怒るでしょ!

あんた人の男取って楽しい?」


『私はただ、この男に誘われただけ。

彼女いるなんて知らなかったし?』


「知らなかったで済むの?

このインラン!」


…今なんて言った?






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