晴の思い出


コンビニを出て傘をさす


チャラ男達が近付いて来た

「ねぇ〜1人?」

「一緒にどこか行かない?」


無視無視!


「無視しないでよ〜!」


面倒くさい。


「聞いてる?」


聞こえてるけど無視してるんだよ!


「オイ!聞いてんの?」

チャラ男達が無視を決め込む私にイライラしてるのがわかる


私の方がイライラしてるのよ!



『…聞こえてるよ。』



「やっと話してくれた〜」

「遊びに行こ♪」

『けっこうです』

「冷たいなぁ〜、人見知り?」


この状況、どう見ても違うだろ


「俺達車あるからドライブ行こ!」

『本当にけっこうですから。』

「いいじゃんいいじゃん♪」



良くねぇよ!



チャラ男が私の肩に手をまわして来た



「車こっちだから♪」



ヤバい…


このままだと連れ込まれる!





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