晴の思い出


「君さぁ、こんな時間に1人で居たら危ないよ?

まぁ助けられたみたいだから良かったけど」


ふとケータイを確認すると9時40分、

ヤバい!門限ギリギリだ!


『今度から気をつけます。門限があるのでそれじゃあ!』


自転車の鍵をあけて急いでまたがる。


「あっ、名前教えてよ」

『晴野です!本当に本当にありがとうございました〜!』


半分叫びながら自転車を飛ばす。



門限に間に合わない〜!




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