地味なあの子は鬼狩り少女SS



滲んできた汗を拭いながら病院の中に入れば、

今度は身震いする程の冷気が襲い掛かってくる。


『………冷房、効きすぎ』


心の中で愚痴りつつも、俺は神無の病室を目指した。

神無の入院してる部屋は3階。

早く会いたくて、ついつい階段を駆け上がってしまう。



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