地味なあの子は鬼狩り少女SS


俺はニヤニヤしながら神無のベッドに近寄り、


「ふ、にゅー…きゃうっ」

「今日も可愛いなー神無は!!」


まだ眠いのか、目元をぐりぐりと擦る神無に正面から抱き着いた。


「にっ兄ちゃん、苦しいっ!!」

「ん?俺は苦しくないぞ?」

「そりゃそうだよ!!」

とにかく兄ちゃん離してー!!

…と俺の腕の中でジタバタ暴れる神無が微笑ましい。


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