『愛してる』と伝えたい・・・(完)

春美side

・・・あれ。

私、いつの間に寝てたのかな?


そっと起きると、

私の横に、

真治君がいた。



『ゴメン…何で寝たのかな?』


私の質問に、

真治君はフッと笑った。



・・・

私は真治君を見つめた。



『・・・オレが、

睡眠薬入りのジュースを飲ませた。』




『何の冗談?』



『こんな時に冗談が言えると思う?』



私は首をかしげた。
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