『愛してる』と伝えたい・・・(完)
「お前、人に迷惑かけるのも

いい加減にしろよ?!」



私を離した琉生が、

真治君に殴りかかろうとした。




その瞬間、

私たちの横を誰かが通り過ぎた。






パシン!!



祥子が、真治君を


思いっきり引っ叩いた。




「春美になんかあったらどうしてくれんのよ?

こっちが死にそうだったわよ!!」


祥子の目から、たくさんの涙が

流れていた。
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