『愛してる』と伝えたい・・・(完)
オレも、

学校に行かなきゃいけないんだけど、

・・・・

でも、このまま、

春美を放っておいて、

行けるわけもなく…


オレは、春美に背中に乗るように言った。

春美は、顔を赤くして、

首を振ったけど、

その怪我した足を指差すと、

渋々オレに、おんぶされた。



・・・

耳の聞こえない春美に、

話しかけるわけにもいかず、

どこに行くか、

指差しで教えてもらった。


・・・

着いたところは、

聾学校・・・

とりあえず、中に入ると、

春美の担任らしき先生が、

駆け寄ってきた。
< 6 / 129 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop