HAPPY CLOVER 1-好きになる理由-
#08 考えすぎて熱が出てしまいました。
翌朝、目覚めた私は全身が鉛になってしまったかのように身体が重く、起き上がるのにとても苦労した。
目覚めた……と言っても、ほとんど眠ることは出来なかった。たぶん私の脳内では今まで感じたことのない自分の気持ちを、何とかどこかに整理しようと頑張っていたのだろう。
でもそれは徒労だったようだ。たぶん昨日より悪化している。とにかく何をするにもそのことが頭から離れない。
無理矢理起き上がった私は、頭がガンガンし足元もふわふわすることに気がついた。
これは……もしかして、熱がある!?
「はぁ……」
自分しかいない部屋で大きなため息をついた。
でも学校に行かなくてもいいと思うと少し気が楽になる。こんな気持ちのままで学校に行ったらどうなってしまうのか。最近何かと失態の多い私のことだから、自分でも想像もつかないようなことをやらかしてしまいそうだ。
彼が隣の席でさえなければ……。
――って、また隣の席のアイツのことを考えてる!!
目覚めた……と言っても、ほとんど眠ることは出来なかった。たぶん私の脳内では今まで感じたことのない自分の気持ちを、何とかどこかに整理しようと頑張っていたのだろう。
でもそれは徒労だったようだ。たぶん昨日より悪化している。とにかく何をするにもそのことが頭から離れない。
無理矢理起き上がった私は、頭がガンガンし足元もふわふわすることに気がついた。
これは……もしかして、熱がある!?
「はぁ……」
自分しかいない部屋で大きなため息をついた。
でも学校に行かなくてもいいと思うと少し気が楽になる。こんな気持ちのままで学校に行ったらどうなってしまうのか。最近何かと失態の多い私のことだから、自分でも想像もつかないようなことをやらかしてしまいそうだ。
彼が隣の席でさえなければ……。
――って、また隣の席のアイツのことを考えてる!!