HAPPY CLOVER 1-好きになる理由-
#02 先生、大変です。黒板の字が見えません。
左一番後ろの席って、私の教室では窓際の一番後ろの席でもある。
今日は朝から眩しいくらい晴れている。
こりゃ、午後からは睡魔と闘わなきゃダメかな……。
……なんて暢気なことを考えていたんだけど、1時間目でその考えはあっさり却下されてしまった。
1時間目は世界史だ。今日は先生が体調不良で欠勤したらしく自習になったのだ。
プリントが配られて自習監督の先生が教壇から見張っている。
私は世界史よりは日本史の方が好きだから、気乗りがしないけどプリントに向かった。
クラスの皆もプリントが回収されると聞いて割とまじめに取り組んでいる。
……が!!
例外がいた。そう、私の隣の席のソイツだ。
気がつくとソイツは窓の外を眺めているようだった。
ちょっと、プリントやらなくていいの?
と、私はプリントに向かったまま心の中で思う。
そしてちらりとソイツの机の上を見た。
!!!!!!!!!!
今日は朝から眩しいくらい晴れている。
こりゃ、午後からは睡魔と闘わなきゃダメかな……。
……なんて暢気なことを考えていたんだけど、1時間目でその考えはあっさり却下されてしまった。
1時間目は世界史だ。今日は先生が体調不良で欠勤したらしく自習になったのだ。
プリントが配られて自習監督の先生が教壇から見張っている。
私は世界史よりは日本史の方が好きだから、気乗りがしないけどプリントに向かった。
クラスの皆もプリントが回収されると聞いて割とまじめに取り組んでいる。
……が!!
例外がいた。そう、私の隣の席のソイツだ。
気がつくとソイツは窓の外を眺めているようだった。
ちょっと、プリントやらなくていいの?
と、私はプリントに向かったまま心の中で思う。
そしてちらりとソイツの机の上を見た。
!!!!!!!!!!