*恋に不器用な私*





「いいかげん素直になりなよ。」






そんなこと言われても…。





「まぁ、とにかく明日は楽しみな!!せっかくのデートなんだし!」






「う、うん…。」






そして、私はすみれと別れ、家に帰った。






――デート当日――




私は昨日買ったばかりのワンピースを身にまとって三浦くんとの約束の場所に向かった。





すると、たくさんの女子が群がっている光景が目に入った。





「あれか…。」





あの中に三浦くんがいることがすぐにわかった。






声かけたいけど…





すっごいかけずらい…







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