*恋に不器用な私*
「そうだね!!」
そして、私たちは観覧車に乗った。
「今日は楽しかったな!!」
「うん!!いろいろとありがとね??」
「別に俺は何もしてねーよ。」
「たくさんしてくれたよ。勉強も教えてくれたし、こんな楽しいデートもしてくれたし…。それに、先輩からも助けてくれた…。」
「あれはただ、一ノ瀬が好きだったから…。てか、全部自分のためにやってきたことなんだよ!!勉強教えてあげてたのも一ノ瀬の近くにいたかっただけで…。今日のデートだって、俺が強引にしたことだし…。」
三浦くん…
そんなことないのに…
だって、私が今日のデートをどれだけ楽しみにしてたか…
今日のデートがどれだけ楽しかったか…