*恋に不器用な私*
モテ期な私
奏多とデートに行ってから1ヶ月が過ぎた。
あのデート以来、私たちはすごく仲良くなった。
そして、あのデート以来…
なぜだか、よく男子に話しかけられるようになった。
「一ノ瀬さーん!!」
またか…
あたしが読書をしていると、また何人かの男子が集まってきた。
「何読んでるの??」
「いや…、別に…。」
まだ男嫌いが治っていない私は、素っ気ない態度をとった。