*恋に不器用な私*








「まだわかんねーの!?」






奏多は大きな声でそう言った。






わかるわけないじゃん…







「はぁ…。」







すると、本日2回目の大きなため息。






またですか…






「ホントありえないんですけど…。」






奏多のその一言にあたしは怒りがだんだん込み上げてきた。






奏多がちゃんと教えてくれないのが悪いんじゃない!!!







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