*恋に不器用な私*







なんなの!?





何回も何回も鈍感鈍感って…






奏多なんて…






「奏多なんてもう知らない!!!」






「それはこっちの台詞だよ!!他の男でもどこにでも行っちまえ!!」






そう言って、奏多は教室から出て行った。





「ちょっとちょっと!!あんたたち、何やってんの!?」






驚いたすみれは私のところに勢いよく駆け寄ってきた。






「だって、すみれー!!奏多ってば私のこと鈍感鈍感って…。」






「まぁ、確かに舞は鈍感だけど…。」






< 127 / 141 >

この作品をシェア

pagetop