*恋に不器用な私*



「はい。私…先輩のことが好きです。いつもなら、私男子嫌いだから遊んだりするのも嫌だし…。でも、今日1日先輩と遊んでて、嫌じゃなかったっていうか、楽しかったですし…」



「もういいよ。」




「え?」



「もうこれ以上は言わなくていい。これ以上おまえの言葉聞いたら、俺やばいから…。」




「先輩…。」




「てか、おまえかわいすぎ。」




先輩は、私の手を引っ張って自分の腕で私を包みこんだ。





これ、絶対男子にされてたら、嫌って思うだろうな…。



でも、不思議…。



先輩だったら全然嫌じゃない…。




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