*恋に不器用な私*
そして、私たちはまたいつものように、授業をさぼり、誰にも使われていない旧校舎でさぼっていた。
「先輩…。」
「舞…。」
私たちは、会えることのうれしさ、そして愛おしさを、互いに教えあうかのように、長い長いキスをした。
「ん…は…あ…」
甘い吐息が漏れる。
すると、先輩はキスをやめ、微笑んだ。
「先輩?」
「舞、マジでかわいすぎ…。」
///////////
「また顔真っ赤!」
先輩は笑った。