*恋に不器用な私*
その声を委員長は聞いていたらしく、「お!メイド喫茶いいねー!文化祭の王道だし!それに、一ノ瀬かわいいからたくさん稼げるかもな!」と、ノリノリで言った。
私は、その言葉を聞き、委員長を睨んだ。
「わ、わりー…。冗談だって!」
そんな委員長の言葉を聞いたクラスのみんなは、「メイド喫茶いいじゃん!やろうよ!」と言い始めた。
そして、結局私たち1組はメイド喫茶をやることになった。
はぁ…。
メイド喫茶とか最悪…。
そんな私とは反対に、すみれはとてもうれしそうだった。
すみれが喜んでるからいっか…!