*恋に不器用な私*



「あれ?一ノ瀬、顔赤いけど、熱でもあんの?」



「な、ないない!!全然大丈夫だから!!」



私は手で顔を隠した。




「あっそ。」




はぁ…。




なにやってんのよ、私…。




「一ノ瀬のクラスってさ、文化祭何やんの?」




「ほぇ?」




急に話しかけられてびっくりしたせいか、まぬけな声を出してしまった。




は、はずかしー/////



聞かれてないといいけど…。




そんな願いもむなしく、しっかり聞こえていたらしく、爆笑していた。




はぁ…。



なんか今日は最悪…。




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