*恋に不器用な私*



でも、いっこうに待っても、殴られない。



逆に、チャラ男達の「いたたたたっ!」という声が聞こえた。




私は不思議に思い、ゆっくり目を開けた。




すると、チャラ男が殴ろうとした腕を掴んでいる男が1人立っていた。




チャラ男が痛いというんだから、すごい力で掴んでいるのだろう。





チャラ男達はとっさに掴まれていた手を振りほどいた。





そして、「くそっ!」と言って、走って逃げていった。






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