*恋に不器用な私*
なんでこんなときにメールしてくんのよ…。
これは無視だな!!
「舞、送らないの?」
「いいの、いいの!!気づいてなかったってことにしとけばいいし!!」
すると、ドアのほうから声が聞こえた。
「また無視かよー!!」
声の主は三浦くん。
「なっ!!」
「おまえ、シカトすんの何回目!?」
三浦くんが言うように、私は数え切れないくらい三浦くんのメールを無視している。
「だってどうでもいいようなメールばっかなんだもん。」