*恋に不器用な私*
「わ、わかった。でも、その代わりちゃんと50位以内に入れてよね!!!」
こうして、私と三浦くんの勉強会が始まった。
――放課後――
私は、三浦くんに言われたとおり、教室で三浦くんが来るのを待っていた。
遅いなー…。
すると、ドアが勢いよく開いた。
「遅くなってごめん!!」
「いいけど、今まで何してたの??」
「ちょっと呼び出しされてて…。」
そっか…。
女の子からか…。
三浦くん、モテるもんな…。
なぜだか、私は切ない気持ちになった。