*恋に不器用な私*
それから、私は一生懸命勉強した。
以外にも三浦くんはスパルタで、教え方がすごく上手だった。
放課後は学校が閉まるギリギリまでやって、休日は図書館に行ってやった。
図書館で勉強のとき、三浦くんが「なんかデートみたいだな。」って言ってきて…。
うれしかったけど、恥ずかしくて「ばかじゃないの!?」なんてかわいくないこと言って誤魔化した。
そして、時間もあっという間に過ぎて、期末テスト当日がやってきた。
いよいよだなー…。
でも、がんばってあんなに勉強したんだもん。
自分のためにも、そして三浦くんのためにもがんばらないと!!
♪キーンコーンカーンコーン
「はじめ!!!」
先生の合図とともに、期末テストが始まった。