密室【密フェチ】
座ってからすぐに、彼は私に覆いかぶさる。
彼の匂いに、全てを包まれているようなそんな感覚だった。


「はぁ…落ち着く」
彼はため息混じりでそう言うと、
甘いキスをする。

「ッ…」


私達、同じ気持ちだったんだ…
そんな、感動に浸る間もなく
キスは深くなっていき。

この2人の時間は誰にも邪魔してほしくない。
時間にも。

この密室は私達だけの空間。


「後ろ、行く?」
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