Tick Tack-眠れぬ夜-
「だって、会いたかったんだもん」
私の言葉に、シンはぷいと横を向く。
拗ねた少年のようでもあり、困っているオトナのようでもあるそんな横顔にさえ見とれてしまう。敵なのに、ね。
「――捕まるぞ」
私の言葉に、シンはぷいと横を向く。
拗ねた少年のようでもあり、困っているオトナのようでもあるそんな横顔にさえ見とれてしまう。敵なのに、ね。
「――捕まるぞ」