蝶龍Ⅰ



怜「覚えてねぇかも知れねぇが、守りたいもん…見つけたから」




俺は思わず叫んだ。




これだけは言っておきたかった。



あの日、荒れていた俺に言った『守りたいもをみつけろ』



この言葉のおかげで今の俺がいる…




「じゃあ…またね」



黒蝶はそう言って、紅蝶とともに倉庫から出て行った。





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