蝶龍Ⅰ




竜「俺、伊坂に返事してねぇし」




そう言って、「どうぞ」と通してくれた




これで少なくとも、竜にぃは怜斗の信用を失ったね





私たちは「ありがと」と言って階段を駆け下りた




校庭に出る直前で足を止め、呼吸を整える




佳「梨羅、大丈夫?」



佳菜が心配そうに顔を覗き込む








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