蝶龍Ⅰ
ま、私には敵わないけどね~♪
ってこんな呑気な事言ってる場合じゃなかった。
気づかれないうちにここから離れなきゃ。
そう思って、もと来た道を戻ろうと回れ右をした…のだけど、とき既に遅し。
「あっれ~女がいるぞ!うわっ!!めっちゃ美人っ!」
見つかった…
もう!なんですぐ離れなかったのよ私の馬鹿~~
「おっ本当だ!こりゃお持ち帰り決定だな」
そういってニヤニヤしながら私の肩を掴む男。
気持ち悪っ!