蝶龍Ⅰ
すぐにでも殴ってやりたかったけどそれは堪えた
梨「あの~その手離してくれません?」
と、なるべく笑顔で言ったけどそれで離してくれるわけもなく…
「それはできないな~。俺たち君をお持ち帰りすることにしたからね」
と言ってきた。
チッウザい…
梨「だからその手「おい、その女離せ」えっ?」
声のした方を見ると、そこには怜斗がいた。
その後ろには他の4人も。
「な、なんでお前の言う通りにしないといけねぇんだよ!」
と反論する男だがかなりビビッている。
肩に置かれている手がすっごい震えてるもん。