蝶龍Ⅰ
圭「梨羅は他の女と違うからなっ!さっこっちやで」
圭汰に案内されながら階段を上がると、大きな部屋があった。
中にはテーブルが置いてあって、その周りを囲むようにソファがある。
來「梨羅ちゃんも座ってね」
と言われたので、空いている日向の隣に座った。
來「じゃあ、梨羅ちゃんをここに連れてきた理由なんだけど…今、俺たちが喧嘩してた相手は全国No.4の《魔狂》っていうところなんだ。それでさっき、怜斗が梨羅ちゃんを助けたことによって、梨羅ちゃんがこの金龍の姫だと思われてるんだ。」
梨「え、ていうことは…」
怜「他の族に狙われるってことだ」
まじですか…