~綺姫×美龍総長~

「うんお父さんには敵わないや」

「当たり前や」

お父さんは優しく微笑んだ。

「仁の事なんだけど・・・なにがあったの」

「あーぁまだ話してへんなぁ」

「うん」

とても真剣な顔・・・。これはただ事じゃないんだ。お母さんと関わりがあるのかも。

「話長くなるぞ?・・・・・俺はその場にいなかったんだ。周りの奴から聞いた話だ。仁が車を走らせてて、そしたらな?車に何かがぶつかったそうなんだ。それで仁が車から降りて、車を見てたら後ろから銃で一発撃たれたそうなんだ。周りの奴30人いたんで半分で切って仁打ったやつ探したんやけど・・・・見つからなかったんだ」

ん?なにかおかしい。
< 75 / 98 >

この作品をシェア

pagetop