~綺姫×美龍総長~
「うんお父さんには敵わないや」
「当たり前や」
お父さんは優しく微笑んだ。
「仁の事なんだけど・・・なにがあったの」
「あーぁまだ話してへんなぁ」
「うん」
とても真剣な顔・・・。これはただ事じゃないんだ。お母さんと関わりがあるのかも。
「話長くなるぞ?・・・・・俺はその場にいなかったんだ。周りの奴から聞いた話だ。仁が車を走らせてて、そしたらな?車に何かがぶつかったそうなんだ。それで仁が車から降りて、車を見てたら後ろから銃で一発撃たれたそうなんだ。周りの奴30人いたんで半分で切って仁打ったやつ探したんやけど・・・・見つからなかったんだ」
ん?なにかおかしい。