Discoloration
2・二
目覚めから出会い
なんか、うるさい。
せっかく気持ちよく寝てんのに、
すっごく、うるさい。
「うぅ・・ん、ん?」
「勇の声で目が覚めたみたいですね。
美衣子さん。」
さっきとは違う細長く黒い目が、
自分を見つめている。
「っ!!///
近い!近い!近いぃー!
離れろぉーーー!」
あたしは目の前にあった顔を
両手で押しのけた。
またもイケメンだった///。
「い、痛いです。
美衣子さん、眼鏡が割れます。」
「あっ!
す、すいませんっ;
・・・?
何で名前を?初対面だよね?
というか、何でここにいるんだっけ?」
横を見るとさっきの
全てが黒いアイツがいた。
「あぁーー!
真っ黒の人っ!!!
そうだ!この人があたしを・・・
ということは!」
「そう。
さっき言った会わせたい奴らが
コレ。俺の仲間。」
起き上がって周りを見渡した。
そこには、見た目も性格も様々な
カラフルなイケメンたちがいた。